2017年10月16日

◆情熱大陸 「“松本幸四郎”の名に別れを告げ、新たに生まれ変わる75歳。「これからは人生のロスタイム?あわよくば逆転劇ですよ」不敵に笑う名俳優に密着!」

日本を代表する歌舞伎俳優にして米ブロードウェイでは「ラ・マンチャの男」日本人初の単独主演、イギリス各地では「王様と私」を半年間で200ステージ以上主演を務めるなど分野を超えて活躍を続けてきた松本幸四郎。映画やドラマ、CMとその活動も幅広く、どんな役柄でも圧倒的な存在感と演技力で見るものを虜にしてきた。 歌舞伎界の名門、高麗屋の長男として生まれ39歳で九代目松本幸四郎を襲名してから早36年。来年1月に父の最後の名跡である「二代目松本白鸚」を襲名することが決まった幸四郎が長年親しんだその名で最後に挑む現代劇は、奇しくも幸四郎襲名の翌年1982年に初めて挑んだ『アマデウス』だ。19世紀を舞台に天才モーツァルトと凡庸な宮廷音楽家のアントニオ・サリエーリの確執を描いた名作で、幸四郎が演じるのはモーツァルトの才能に嫉妬し葛藤するサリエーリ役。公演は450回を超え、かける思いも殊更だ。 番組では稽古から本番までの1ヶ月間に密着。2004年以降、演出家としても携わる幸四郎は、俳優一人一人の仕草から帽子の角度、音響効果の微妙な差まで徹底的にこだわり抜く。そして当然、自らも役者として2時間45分の間、表に出続けるハードな舞台だ。 「手を抜くことはしない、何事も徹底的にやってきたから今の自分がいる」と語り75歳となった今も全身全霊で舞台に挑んでいくその気迫と、舞台上からは想像もつかない「家族が語る“素顔の幸四郎”」を丹念にカメラが追った。


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posted by dougachan at 22:35 | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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