2017年07月25日

◆プロフェッショナル 仕事の流儀 「女優・宮沢りえ もっと、自分を疑え」

「もっと自分を疑え」という言葉は、宮沢が慕う世界的演出家、故・蜷川幸雄さんが稽古場で発したひと言だという。 『作品に携わると決めた以上は、ゴールは無いわけですよね。ここまで行けば100点、っていうのはないんですよ。どこまでも上を目指せる。だから、「これでいいのかな?なんかもっとあるんじゃないかな?」とずっと思っていて。あるとき、蜷川幸雄さんが稽古場で、ある俳優さんに、「もっと自分を疑えよ!」とおっしゃったんですね。その言葉が、はっとさせられたというよりは、「肯定してもらえた」っていうか。自分をずっと疑って、「それでいいのかな?」「もっとないのかな?」って、手放しで喜ぶ瞬間がずっと無いっていうか。でもそれをすごく肯定してもらった思いでいっぱいだったし、「自分を疑え」っていう言葉は、私にとってエネルギーになりましたね。』
舞台と映画の違いの一つは、舞台の場合、初日の幕が上がるまでに比較的長く稽古を積む期間があることだ。宮沢はその稽古の序盤においては、“正解を早く出す”ことが、よい結果につながらないと考える。役者の中にある、“衝動”。それをもとにさまざまなことを試し、挑むことで、より豊かなものがはぐくまれ、生まれると考える。 「もっと失敗してみたいっていう。失敗することってすっごく恥ずかしいんだけど、役者にとっては。試してみることって、すごい人の前でやることって恥ずかしいけど、それを、えいってやってみる瞬間が。せっかくみなさんとやるときに、なんかもうちょっとこう、役者から生まれる生理とか衝動とか、そういうことで自由な時間が(あるといい)」


【お笑い動画リンク】

posted by dougachan at 21:52 | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...